ヴォクシー80系 デジタルインナーミラー‎VANBAR DC209の取付 その2

ヴォクシー(voxy)80系

今日は、ZARUです。

それではヴォクシーに

VANBAR DC209

を設置していきましょう。

最初にデジタルインナーミラー用のバックカメラ(以降、「バックカメラ」)を取付ける準備。

先ずは、バックドアを開けて、 赤で囲まれた上部パネルを外します。

外すときは、こちらを利用しました。

内張りはがし PORAXY 内装剥がし 自動車整備用 最新改良pro版 カーメンテナンス 148点 配線ガイド 内装はがし 電源テスター 配線通し Oリングツール トリムクリップ 水切り スクレーパー マルチプライヤー オーディオツール 自動車整備専用工具 日本語マニュアル付き

商品内容:
ナイロンリムーバー×14本
マルチプライヤー×1本
レギュラークリップクランプツール×1本
双頭クリップクランプツール×1本
ウエザーストリップ専用ツール×1本
スクレーパー×2本
水切り×1本
U型オーディオリムーバー×2本
V型オーディオリムーバー×2本
配線ガイド×1本
検電テスター×1本
Oリングオイルシールツール×4本
キー型オーディオリムーバー×6本
端子除去ツール×11本
ケーブルクリップ×1パック(20個)
トリムクリップ×80個(8種類各10個)

まず、パネルの隙間にリムーバーを入れてパネルを浮かせていきます。隙間が出来たらそこに指をいれ慎重に外していきます。

剥がしたパネル。白いピンを無くさないように気を付けましょう。

内張りを剥がされたバックドア

一旦、バックカメラのコードを他のコードと結束バンドで緩やかに固定し、纏めていきます。この時点できつく締めない理由は、後でコードの長さを調整できるようにするためです。

とりあえずこんな感じ。バンドの端は後で短く切ります。

次はこの蛇腹。

先ずは、蛇腹両端のカバーとパッキンを外します。カバーは、かぶさっているだけなので、捲るように剥がします。

こちらはパッキン。引っ張れば取れます。

蛇腹の両端を捲ったら、その中にある白いプラスチック部品も外します。

ボディに引っかかっている爪を小さなマイナスドライバーで押しながら、白いプラスチック部品を軽く引っ張ると簡単に外れます。この作業を爪ごとに一つ一つ行います。

外れました。

反対の白いプラスチック部品も同様に外します。

次はラゲッジスペースのサイドパネルを外しましょう。こちらもリムーバーで隙間を作り、指を入れて慎重に剥がします。ただ、単にコードを押し込むためのスペースづくりなので、写真程度の隙間ができれば大丈夫です。

赤いピンんが見えます。こちら、落ちやすいそうなので、慎重に作業しましょう。

バックカメラからはコードが二本出ています。赤いコードは、ギアをバックに入れた時、ガイド線をデジタルインナーミラーへ表示させたいときに使うそうです。ZARUはナビにバックガイド線が表示されているためデジタルインナーミラーには必要ないと判断しました。その為、赤いコードはビニルテープでもう一本のコードに纏めておきます(切って短くした方が蛇腹にも通しやすく作業は捗ると思いますが、いつかガイド線入れたくなるかも?と考えて切りませんでした)。

何カ所かコードを纏めておきました。

さて、次は悪名高き蛇腹へバックカメラのコードを通していきます。

先ずは、下(ボディ側)の白いプラスチック部品に蛇腹に通す予定のコードを通しておきます。これを通し忘れると、後からまたやり直さなくてはいけません。
コードは、バックカメラ接続端子がある方を蛇腹の下側(ボディ側)から上側(バックドア側)へ通すこと。
逆にデジタルインナーミラー接続端子を蛇腹の上から下にコードを通すとなると、コードの長い部分を蛇腹に通すことになってしまいます(特に問題は無ですが、面倒)。

さて、蛇腹にコードを通すときは、配線ガイドを利用すれば便利です。

エーモン(amon) 配線ガイド(フレックスタイプ) 全長約1m 4931

もし無いなら、針金を利用。とりあえず、ZARUはラジオペンチで針金の先を曲げて使用しました(先に紹介した内張り剥がしセットに入っていたのを後で気付いた_| ̄|○)。

とりあえずこんな感じ。先を曲げることで、針金を蛇腹に通すとき、他のコードを傷つけないようにします。

次は蛇腹に大量のパーツクリーナーを注ぎ込みます。 

反対側からも

さて、針金を蛇腹の上の方から入れましょう。白いプラスチック部品を通すのは、蛇腹の作業が終わってからでも大丈夫です。

反対側から針金が出てきました。

この針金にバックカメラのコードを絡ませます。
コードを絡ませたら、今度は針金でコードを引っ張ります。
この時、蛇腹内の他のコードが傷つかないよう、引っ張ったときの進行方向側の針金を曲げた状態になるよう加工します。

さて、コードが出てきました。途中、コードの滑りが悪くなった時は、再度パーツクリーナーを蛇腹内に吹き付けてください。また滑りが良くなります。
        

白いプラスチック部品にもコードを通し、バックドアの中にコードを入れていきます。

先ほど外したパッキンの穴を中継とし一旦コードを出し、さらに引っ張りながらコードを十分な長さになるまで引き寄せます。その後、再度コードの先をパッキンの穴に入れ、

バックドア中央の穴からコードを出します。

そして、バックカメラから出ているコードと接続します。

遠目から見たこんな感じ。この状況で一旦置いておきましょう。

次は、デジタルインナーミラー側に接続するコネクターをボディの穴に入れ、

一旦、内装との隙間からコードを出します。

徐々にコードを引っ張りながら、横へずらしていきます。

全てのコードをボディの穴に引き入れたら、剥がした蛇腹やパッキンを元に戻します。

元に戻しました。

外したパネルも取り付けます。バックカメラがぶら下がっています。

この状態でカメラを仮止め。

さて、あとはコードを助手席まで引いていきます。

内張りの中にコードを隠しながら車体の前方までコードを這わしていきます。


時折あるコードを入れにくいところは、内張り剥がしで内張りを浮かせながら進めていきます。

順調、順調。

この辺りもちょっと硬かったかな。

さて、スライドドアまで来ました。ここからは少々手順が異なります。

スライドドアのゴムのカバー(ウェザーストリップ)を外しましょう。手で引っ張れば簡単に取れます。

天井の内張りとボディの間にコードを這わせていきます。

這わせながらウェザーストリップを元に戻していきます。 

スライドドア部分が終わったら、また内張りと内張りの隙間にコードを押し込みながら

助手席部分にコードを進めて行きます。

ここまで来たら、一旦、フロントピーラーを内張り剥がしで外します。隙間が出来たらあとは手で慎重に剥がしていきましょう。

剥がしたらこんな感じ。

今度は助手席のウェザーストリップを剥がします。

スライドドアの時と同じように、内張りの上にコードを這わしていきます。

一旦、先ほど外したフロントピーラー部分までバックカメラのコードを持っていきます。

それでは本体を取付けていきましょう。

ゴムバンドで既存のバックミラーに取り付けます。

しっかり固定されました。

裏はこんな感じです。

とりあえず、デジタルミラーの上部にコードを差し込みました。先ほど車体後部からフロントピーラーまで持ってきたバックカメラのコードも繋ぎます。


上から見たところ。よくよく考えたらコードの差込はもう少し後でも良かったですね。

さて、今度はこちらのカバーを外します。指を入れてし引っ張れば外れます。慎重に!

パかッと。

外したところ。

外したカバー。2つの部品で出来てます。

さて、今度はコードをカバーの中に入れる準備をしましょう。

強引に押さえながら、

すかさずカバーをする。デジタルミラーから出ている3本のコード(バックカメラ、gps+フロントカメラ、電源コード)は、元々のバックミラーを支えているアームと、カバーとの間にあるスペースを経て、

フロントガラス上部からコードを出します。

ここからは、おなじみの内張りの中にコードを入れ込んでいきます。
3本の太いコードなのでなかなか大変です。

ここでGPSの取付。この辺りに設置しました。というのも、実はデジタルインナーミラーとGPSを繋げる線がかなり短い。その為、フロントガラスにしかGPSを取付けることができません。ちなみにデジタルインナーミラーとフロントカメラを繋ぐコードの間にGPSが存在しています。

さて、ちょっと電源を入れてみましょう。まだ保護フイルムが貼ってあるので、画面がぼやけてみえますね。

さてバックカメラの取付です。

既存のナビ用バックカメラがあるので、その上に取り付けます。ただ、このナビ用バックカメラの存在自体が、デジタルインナーミラー用のバックカメラのセンサーに干渉したため、後日ナビ用バックカメラの横に付け変えました。その為、この辺りはスキップします。

ちなみに最初からバックカメラに付いていた両面テープはかなり弱かったので、

を利用しました。

さて、フロントカメラの登場です!
販売元から頂いたバックカメラ用のステーを利用して、社内撮影用ドラレコカメラにします。とりあえず付属していたゴムで固定しました。

まだ保護フイルムが貼ってあります。

とりあえずフロントガラスのこの部分に付けました。

見え方はこんな感じです。運転席にドア越しでオラオラする人対策です。

カメラの向きを調整すれば、セカンドシートまで確認することができます。

さて、後はコードの処理。
今回は、電源の確保にシガーソケットを利用する為、その下準備をします。
まずはグローブボックスにダンパーが付いているので、指の先でつまんで赤矢印の方向にロッドを引きます。そうすると簡単に外す事が可能です。

ダンパーを外したあと、グローブボックスの両サイドが爪で引っかかっている為、グローブボックスを両方からぐっと抑えて爪の引っ掛かりから外し、手前に倒します。これで下準備はオッケー。

まず、フロントピーラーを外したところにできた隙間へ、シガーソケットを接続する為のデジタルインナーミラー用電源プラグを落とし込んでいきます。

グローブボックスを外したところから上を見ると、プラグが確認できます。そのまま垂らしていくと、

グローブボックスを外したところからキャッチできます。

今度はこの隙間から、助手席の足元までプラグを通します。

この辺りから出てきます。

さて、シガーソケットにプラグを差し込んで電源確保をするのですが、ZARUはコンソールボックスを設置している為、そちらから電源を取ります(コンソールボックスと車体のシガーソケットは接続されています)。

さて、後はコードの処理です。表面に転がすと見栄えが悪く、また、足が引っかかるなど危険なので、フロアマットの下にコードを隠します。

ぱっと見たところ、綺麗に収まっていますね。電線への加工や、ナビやその周りのカバーを外したりなど面倒なことをしなくてもよいのが魅力。
DIY初心者にはシガーソケットから電源供給するのがベストかと思います。

さて、長さが余ったコードを纏めてフロントピーラー裏に隠しましょう!

遠目から。こんな感じです。あまり綺麗ではないですが、どうせフロントピーラーを戻せば見えなくなるので大丈夫。

フロントピーラーを元に戻しました。スッキリです。

遠目からはこんな感じ。

ドラレコ用のバックカメラは最終的にこの位置にしました。これで干渉はなくなりました。

ということで、取り付けは以上です!

コメント

  1. […] 前回の「ヴォクシー80系 デジタルインナーミラー‎VANBAR DC209の取付 その2」で取り付けた […]

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